2021.03.30
「ANCONA(アンコナ)」はクラシックドアのひとつで、2018年に登場したモデル。框扉(かまちとびら)が特徴で、現代的なデザインにもマッチします。
框扉とは上下左右4辺の枠組み(框)のなかに板を差し込んだクラシックなデザインで、ANCONAはアルミルモキッチンの代表といえるシリーズです。
框扉のカラーは白や茶、木目といった印象が強い方も多くいますが、好みの色でデザインできます。基本20色+RAL・NCSの色見本帳約2000色から選択可能で、色合いによって雰囲気が変わるのも魅力。
さらにANCONAの表面はダイヤモンドラッカーと呼ばれる塗装加工が施されており、ザラッとしながらも心地の良い手触り。キッチンのドア面材は光沢のある鏡面仕上げが多いのですが、あえてマット加工(艶なし)にすることであえてモダンな印象を与えています。
アルミルモ南青山ショールームでは、特注色である濃紺カラーを展示しており、光の加減によって紫だったり黒に見えたりとさまざまな表情を見せてくれます。
さらにドア面材やキャビネットのハンドルは、あえてイギリス製金具ブランドのものを採用。ANCONAのクラシック感に相反する、無機質な金属ハンドルをマッチさせた仕上がりにしました。
こちらの施工例では、同じANCONAであっても黒を基調としたデザインでまとめています。ドア面材だけではなく、天板・ハンドル・水栓もすべて黒にすることで、より大人らしい落ち着いた空間を実現しました。細部までカスタマイズが行えるのは、オーダーメイドを得意としているアルミルモならではの強みです。
ANCONAはモールディングや飾り柱、収納スペースの一部をバスケットにするなどのオプションをご用意しています。モールディングは刳形 (くりかた)とも呼ばれる天井周りなどに施す装飾材のことで、種類をいくつか選択できますので詳しくはプランナーまでご相談ください。
カラー・装飾・キッチンの形・オプションなど、選択肢の幅が広いため世界でひとつだけのオリジナルデザインが可能。お客様のご希望を聞いたうえでデザイナーがコーディネートいたしますので、アルミルモ南青山ショールームまでお気軽にお問い合わせください。